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去年にはアニメ化・コミック化もされた銀盤カレイドスコープの8巻&9巻が発売されました。バンクーバー冬季オリンピックで完結と思われていましたがまさかの展開でした。 正直、7巻までの内容からはバンクーバーのSPで出遅れ、フリーの最中にピートの声が聞こえ大技に挑み成功して金メダル獲得、その後なぜか生きていたピートが祝福にやってくる、なんて大甘な展開を予想していた。(バンクーバーだからカナダ人のピート復活と思って) が 全く違った。 7巻の最後でリアに宣戦布告したが、8巻ではバンクーバー突入ではなく、まず前哨戦の東京でのグランプリーファイナル。 そのグランプリーファイナルのために来日したリアに直接宣戦布告したため関係が決裂。 それからのタズサはリアを怖がりまくってる。 7巻でもそんな気配があったが強気のタズサが消えて1巻のチキンに逆戻り。 そんなチキンな状態にもかかわらずバンクーバーのSPでは思いのほか成功で8巻終了。 ここまで読んでフリーだけで9巻やるの?って思ったら、 9巻の頭2章であっさりバンクーバー終了! しかも、圧倒的なリアの強さとズタボロで最低な出来のタズサ! ドミニクとかはあるのに肝心ガブリーの演技はこの時点ではカット! 正直、驚いた。あれだけバンクーバー バンクーバーって言ってたのにそれがあっさりと最終巻の頭で終わってしまうなんて。 その後のどん底のタズサからあきらめに似た感じで引退の場としてウイーン世界選手権へ。 最終ステージの世界選手権も完全に復活して今度こそ打倒リア!として出場するのではなく、 あくまで自身の最後の舞台として出場する形になってた・・・ 世界選手権のSPもダメダメで記憶が飛んだがなぜか大成功してたって・・・ フリーのガブリーを見るまでホントにダメダメなままなのが、 ガブリーを見てフリーで会心の演技(言ってみればサイバーフォミュラのゼロの領域に入った OR Seedの種割れの様なもの)、それに影響されて?リアがミスって優勝。 フリーの最中もリアに勝つって感情ないままなんだもんなぁ。 結局、リアに勝ちはしたがあくまでぎりぎり勝った状態で並び立つのも難しい、ってことなんだな。 タズサにとってリアは永遠に追い続ける目標だが 7巻の時のように絶対届かない存在ではなく 現実の存在としての目標になったのだ。 まさかこんな風に来るとは、意表をつかれた感じはあるけど面白くはあった。 ただ、ピートはやっぱり2巻で昇天のまま・・・ 2巻以降まったく関係なしでなぜタズサに取り付いたのかは謎のまま(笑)。 構成的にはタズサがどん底に落ちるのはバンクーバーよりはその前のシーズンかグランプリファイナルあたりの方が良かったのではと思う。 7巻からそれまでずっと出ていながら焦点の当たらなかったリア・ガブリーの2大巨頭に一気にいき話が駆け足になったようだ。 あとがきにもあったが、確かに6巻でBIG3がみんなトリプル・アクセルを身につけて、 最後にはタズサとリアは4+3のコンビネーションを成功させるのだからこのまま続けるのは不可能なところまで来てしまってたんだろう。 あとはウイーン世界選手権にクソ女ドミニクが出てないがそうなると6巻のドミニク編が生きてこない。 あのクソ女は最終的にタズサ=悪魔の結論に達したんだからオリンピックで銀とってハイさよならじゃなく、宗教的にいっちゃったところも出して欲しかった。 どうやらマスコミにはドミニク発のバカ話が流れたとの形になってるが少しはちゃんと描いて欲しかった。6巻のドミニクの最後のセリフを読んだときはタズサに負けた後、狂ったドミニクが刺しに来るシーンが思い浮かんだもんだ。 また現在のリンク事情に関連したエピソードがあったが、これはロシアの話にはなっていたが日本でも事情は同じ。フィギュア関係者も読んでるだけあってそういうものを入れたのかな? あとがきには各キャラのモデルが書いてあったが、 リアのスケーティングのモデルがプルシェンコ+ヤグディンってすごすぎるだろ。 こんなの勝てるわけねーよ。 長野オリンピック時点のまだ完成してない状態の二人で全盛期のクーリックとかペトレンコとかボイタノとかのクラスで何とか勝てるぐらいじゃねーの。(ハミルトンでは全盛期でも未完成な二人に勝てんだろ・・・) 長野以降のこの二人を合わせたら少なくともあと10年は勝てるような選手は出てこないだろう。 (10年でも無理っぽいが・・・) こんなのに勝てってんだから(女性化して少しスケールダウンしてても)そりゃ無理だわ。 マイヤ・キーフラコーチのモデルがタラソワさんなのは最初に出てきた時はそうかな〜、って思ったが7巻からはあんまり似てないように思ってた。タラソワさんってもっと 三代監督のモデルは明かされなかったがどう考えてもあのフィギュアスケート界に長らく君臨していて最近取調べを受けていた女帝だろ。 |
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銀盤カレイドスコープ(1)
銀盤カレイドスコープ(1) マーガレットコミックス 著者:長谷川潤/海原零出版... ...続きを見る |
NANA 映画/アニメ/コミック 2007/04/16 10:39 |
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